ファイナルファンタジーVIIインターサフィズム

第3話「叛乱魂」

 
「確かかね?宝条博士」

「ああ。血液サンプルから判明した。あの娘の細胞は魔晄エネ
ルギーで満たされている」

 検査台に拘束されているエアリスに、ルーファウスが歩み寄
った。そして、エアリスの目を見つめた。

「やはりな!お前は唯一の存在なのだ。この私を最強の存在に
してくれる存在なのだ!」

「あんたの力になんかなるもんですか!アバランチがきっと助
けに来てくれて、あんたの息の根を止めるんだから!」

「おやおや、エアリス・ゲインズブール」
 ルーファウスが、全裸のままのエアリスの乳首を指でなぞる。
「君のようなお嬢さんが、そんな口の利き方をしてはいかんな」

 エアリスはルーファウスに唾を吐きかけた。

「まあいい…お前の仲間のアバランチも、まもなく全滅だ。博
士、この娘の魔晄を抜き取ることは?」

「そこが問題だ。いいかね、この娘の魔晄は生殖器官に集中し
ているのだ。月経のたびに魔晄が未使用の子宮内膜とともに排
出される。この娘のいた教会裏の花畑にミッドガルの調査隊が
行って、全ての花から彼女のDNAを採取した。おそらく生理
時の排泄物を吸収したためだろう」

「つまり、どういうことだ?」

「彼女の子宮、おそらく性分泌物ならもっと…」

「性分泌物?」

「愛液だよ、愛液。彼女の最大の魔晄はそこに含まれている。
だが、そのパワーを抽出するには一つ問題があるのだ」

「それは何だ?」

「最高の効率で抽出するには、同レベルの魔晄をまとう者を見
つけてセックスさせねばならん。そして、それに該当する唯一
の男と言えば…」

「セフィロスかっ!」

「その通り…」

「ブリッグスとテュフォンを呼べ!今すぐにだ!」

 やがて二人の神羅隊長が扉を壊すばかりの勢いで研究室にな
だれ込んできた。

「ブリッグス隊長!お前はセフィロスの居所を探し出せ!」

「了解です!」

「テュフォン隊長!アバランチどもは見つけ出したか?」

「はっ、第5連隊がコンドルフォートの近くで発見しました!」

「よろしい、やつらはそこに向かっているわけか。テュフォン、
第5連隊を率いて追跡し、コンドルフォート攻略を指揮せよ」

「了解しました!」

「ティファが!だめっ!」

「お前のパワーのサンプルは、どんな具合かな?」
 ルーファウスがエアリスのアソコに指を這わせながら、邪悪
な笑みを浮かべた。

 エアリスはぎゅっと目を閉じ、意識を集中した。

『ティファ!気をつけてっ!神羅が追ってくるわ!』

***

「みんな、聞いた?」

「え、聞いたって、何を?ティファ?」

「誰かが、神羅に気をつけろって…(エアリスなの?)」

「それはきっと召喚モンスターじゃないかな。あいつらは俺た
ちよりずっといろんなことがわかるだろうし。何て言ってたん
だ?」

「神羅が、追ってくるって」

 レッドが振り返った。
「その通りだ、私も感じる。何百人もの部隊だ」

「よし、急いで移動しよう!」

 一行は全速力でチョコボを走らせた。が、遅かった。戦車、
ロボット、モンスターの大部隊が、山を越えて出現し、一行に
向かって突進してきた。

「くそっ、第5連隊だ!」

「身を隠すんだ、早く!」

 その時、山の頂上に大きな岩と、そしてその上にとまった巨
大な鳥の姿が見えた。

「あれがコンドルだ」

「あそこに逃げ込め!」

 一行の動きに、連隊長が気づいた。
「奴らはコンドルに向かっているのか?全軍、撃てっ!」

 たちまち砲弾が一行の周囲で炸裂し、チョコボがすくんだ。
敵のチョコボ騎兵からの銃撃を必死に避けながら、一行は何と
かコンドルの山にたどり着くと、洞穴に入り込んだ。
 敵は追っては来ず、いったん引き上げたが、そこに山頂から
攻撃を受けた。

「こいつは狭いな」
 一行は洞穴の奥へと歩き始めた。

 その時いきなり、洞穴の壁が動き出した。そしてカモフラー
ジュの岩肌から大勢の女たちが姿を現し、壁から飛び降りて行
く手をふさいだ。

「動くな!お前たちは何者!?」

「俺たちはアバランチだ!」

「アバランチですって?」
 隊長らしい女が面当てを外し、目をこらして一行を見つめた。
「まさか…バレットじゃないの!それに、あなたはティファね!」

「おやおや、誰かと思えばアキと仲間のカワイコちゃんたちじ
ゃねえか。てっきり神羅に皆殺しにされたと思っていたぜ」

「そんなはずないでしょ、バレット。ミッドガルではもう持ち
こたえられなくなって、ここにまで脱出し、女の子を募って立
て直してたのよ」

「バレット、この人は誰なんだ?」

「ああクラウド、このアキは昔からアバランチの協力者でな。
ミッドナイト・ストリーカーズっていう女だけの部隊を率いて
るんだ」

「ミッドナイト・ストリーカーズ?」

「ちょっ、ちょっとアキさん、初対面なのに、どうして私の名
前を?」

「アバランチの紅一点を知らない者はいないわよっ」

「それで、お前たちはここで何をしてるんだ?」

「このコンドルフォートを根城にしているの!」

「それで…ここに入ってもいいかな?」

「もちろん!ただし爆発物のボディチェックだけはさせてね。
神羅の攻撃は昼夜問わずだから、念には念を入れなきゃならな
いの。気を悪くしないでね」

「ああ、…かまわないさ」

「よかった。リンコ、スズカ。男性陣と、それからトラさんか
オオカミさんかわかんないけど、みんなを武器庫の方に案内し
て。ティファ、あなたは私についてきて」

 アキとティファは、何本も縄梯子を登って、大きな洞窟に入
った。

「まるで一つの町ね」

「そうよ、ここはいずれ神羅と戦う時のために準備をする場所
なの」

「どうして私だけみんなとは別にボディチェックなの?」

「理由があるの」

 二人は小さな部屋に入った。そこには机が置かれ、戦略地図
が壁に掛けられていた。

「ここは貴女の仕事場?」

「まあね」
 アキが机の中を引っかき回した。
「それじゃ、服を脱いで」

「はあ?ボディチェックでしょ?」

「そうよ…」
 アキが革の手袋を手にしてパシッと鳴らした。
「全身くまなくチェックよ!さあ、脱いで!」

「そ、そんなムードじゃ…」

「今すぐ脱ぎなさい!」
 アキがティファの顔面に銃口を向けた。

「わかった、わかったから、そんな物騒なものはしまって!」

「あ、ご、ごめんね。ふふ、私ったら、たまにキレちゃうのよ
ね」

「は…はあ…」
 服を脱いで、ティファは素っ裸でアキの前に立った。アキは
ティファのヘアに目が釘付けになった。
「どうしたの?…あ、そうか。これ、友達が剃ってくれたの。
チョコボの形よ」

「きゃーーーっ、カワイイっ!ね、脚、開いて、両手も伸ばし
て、そのままジッとしてて」

 アキは岩の迷彩服を脱ぎ、下の普段着になった。茶色の長い
髪が流れ、全身のラインが明らかになった。アキの姿に、ティ
ファは目を奪われた。胸が高鳴って、期待にアソコが濡れだし
ていた。

『や、やだもう、私ったら』

「さて、肌触りもチェックよ」

「ええ?な、何で?」

「皮下爆薬が仕込まれていないかどうかよ」
 アキはティファの首筋や肩をなで回し始めた。
「私も、女の子たちも、ティファがここに来てくれてホントに
興奮してるのよ。…だって…ティファは私たちのアイドルなん
だもの」
 ティファの乳房をアキが激しく揉みしだきだした。ティファ
はますます身体が熱く火照ってきた。
「ど…(あんっ)…どうして、私を?」

「だって、貴女は前線に立って神羅の精鋭と戦ってきたんです
もの」
 そう言って、アキはティファの身体を撫で回した。

「でも、貴女たちだって何年も前からアバランチと共同で神羅
と戦ってきたんでしょ?」

「その場にはいなかったでしょ」
 そう言って、アキはティファのお尻をまさぐった。
「私たちがミッドナイト・ストリーカーズって呼ばれているの
にはわけがあるの。アバランチを援護するのに敵の兵隊を攪乱
するのよ。わざとハダカになって、敵を興奮させてね。今でこ
そそれなりの戦闘集団になったけど、私たちは戦士としてはテ
ィファの足下にも及ばないの。だからこそ、ティファに惹かれ
る、憧れるの」

「そ…それは、どうも」

 アキの手がティファのアソコに伸びた。
「さ、もうちょっとジッとしててね」
 アキはティファのアソコに指を突っ込み、ぐねぐねかき回し
た。

「あああああん、はあ、こ、これは何のため…なの?」

「口腔検査、かな」

「ああん、すごくいい!」

「ふふふ、これはマジメな検査なんだから、私の手でイッちゃ
ダメよ」

「やあああん、そんなのムリ!ふあああああんん!」

「ふふっ」

「ぜんぜん…、検査なんか、して、ないじゃなのよ〜」

「どうしてそんな?」

「だって、ずっとGスポットばっかりだもん」

「あはっ!実はね、検査はティファを脱がす口実。私たち、テ
ィファに憧れるだけじゃ我慢できなくて…エッチな妄想しちゃ
ったの」

 ティファは両腕をアキに回して抱きしめた。
「じゃあ、その妄想を現実にするチャンスね!」
 ティファはアキにキスして、さらにシャツを脱がせようとし
た…。

「ま、待って!」
 アキがティファを押しのけた。

「どうかしたの?」

「これじゃ不公平だわ、みんなに対して……そうだわ!ね、服
を着て」

「でも…」

「言うとおりにして」

 ティファは急いで服を着直した。アキはティファの手をとる
と、部屋を飛び出し、縄梯子を何本も降りた。

 やがて二人は、赤いカーテンで仕切られた部屋の入り口にた
どり着いた。
「中に入ってって呼ぶから、それまでここで待っていて」
 アキはカーテンをめくって、中に入ってすぐ閉めた。

「みんな、聞いてっ!…敵の第4連隊をやっつけた時、みんな
に特別ボーナスを出すって言ったわよね。…じゃあ、これから
支払うわ!…さ、入ってきて!」

 ティファがカーテンを開け、おそるおそる室内に入った。

 そこは巨大な寝室になっていて、50人あまりの女の子たち
がひしめいていた。ティファとアキが立っている花道はテーブ
ルにまで伸びていて、その周りにはたくさんの二段ベッドが並
んでいる。漆喰の壁と天井にはティファの写真や絵が貼られ、
そのうちのいくつかはヌードピンナップである。

「(ど、どうやってこんなの手に入れたの?)」

「(みんな大ファンだから…いろいろルートがね)」

 ティファが女の子たちを見やると、全員が我が目を疑ってい
た。

「(アキ、私で妄想してる女の子って、何人いるのよ?)」

「ふふふっ(全員よ!)」

「はあ…そうですか…」
 ティファは度胸を決めて、女の子たちが固唾を呑んで見つめ
る中、花道を進んだ。
「それじゃあ……私を真っ先に脱がせた人に早い者勝ちで、ア
ソコを舐めさせてあげる!」

 女の子たちは目を丸くしたが、その言葉の意味を悟ったとた
んに全員の顔がパッと輝いた。

 女の子たちが一斉に服を背後に脱ぎ散らかしてほぼパンティ
一枚になりながら、四方八方からティファに向かって殺到した。
あっという間にハダカの山がティファをテーブルに押し倒し、
たちまち服を引っぺがしてしまった。再び全裸になってしまっ
たティファに、女の子の一人が気づいた。

「あっ!ヘアがチョコボ!」

 女の子たちが固まり、そして一斉に…。

「きゃああああんん、かっわいいいいい〜〜!」

 そして、大乱交のスタート。

「(ああん、すご〜〜〜いっ、こんな多人数プレイなんて初め
てぇ!)」

 女の子たちは体位を争って取っ組み合いを始め、ティファの
穴という穴をイジりながら、全身を1インチ四方ごとに舐め尽
くしていった。少なく見積もっても十数本の指と三枚の舌がテ
ィファのアソコに突っ込まれた。オッパイも同じくらいの女の
子たちに吸われ、全身のありとあらゆる場所をまさぐられるテ
ィファに、誰かがフレンチキスをしようとしてきて激しく身悶
えした。

 ティファはもう我慢できなかった。十秒おきにオルガスムを
感じて絶頂に達し、それも回を重ねるごとに強烈になっていっ
た。
 いきなり、ティファにキスしていた女の子が離れたと思うと、
その場所に今度は誰かのアソコが突きつけられた。ティファは
本能的に舐め始めた。ティファの舌が猛烈に動き回り、その女
の子のアソコの中の隅々まで舐め尽くす。
 やがて大きなイキ声が身体の向こう側から聞こえてきた。

 溢れ出す愛液を、ティファは一滴残さず飲み尽くした。女の
子がようやく身を起こすと、それが誰なのかがティファにもや
っとわかった。上からのしかかっていたのは、アキだった。
 ティファは有頂天になって、アキを熱く見つめると、ウィン
クした。
「ああ〜ん、ねえ、アキ、今度は…私にもして!」

「うふふ、じゃあみんな、ちょっと場所を空けてね」

 少女たちはティファから離れると、今度は互いに愛し合い始
めた。何人かはそのままティファを押さえつけていたが。

 アキはティファとアソコをくっつけて、激しく腰をグライン
ドさせ、互いのクリトリスをこすり合わせた。アキはティファ
の乳房をつかんだまま、腰を使い続ける。同時に、他の女の子
たちもアキの身体を愛撫した。

 やがて二人は互いに絶頂に達したが、ティファの方がアキよ
りも激しかった。アキはティファの上にのしかかった。二人は
しばらく何も言えないまま、周囲から次々湧き起こる喘ぎ声を
聞いていた。女の子たちも互いにイキあっていたのだ。

「さ、私以外の女の子たちとはこれからよ、いいわね?」

 だがティファは答えることもできないほどヘトヘトだった。

「返事がないのはOK、ってことね、うふふっ」
 アキが女の子たちに口笛を吹いた。女の子たちが一斉にティ
ファとアキのところに群がってきた。
「さあみんな、一緒にイクわよっ!」
 アキはティファに両腕を回し、ディープキスを交わす。それ
をきっかけに、数十本の指が一気に二人のアソコに突っ込まれ
た。

 ティファはますます刺激され、二秒おきに次々イッてしまっ
た。やがて間断なくオルガスムが襲ってきて、それがまるで一
つの巨大なオルガスムになり、ティファは川のように愛液を垂
れ流した。

「(天国って、こんな感じかなあ…)」
 終わりのないオルガスムは一秒ごとにますます激しくなり、
やがて…圧倒的な絶頂の中でティファは気を失ってしまった。

***

 眠りの中で、ティファは不思議な光景を見ていた。

 そこは真っ白な光がまぶしく周囲を包んでいた。ティファは
宙の中に、ハダカのままふわふわ漂っていた。

「ここは、どこ?」

「(ティファの「オルガスム」の中…)」
 聞き覚えのある声が返事を返してきた。

「エアリス!?あなたなの?」

「(そうよ、わたしよ、ティファ)」

「エアリス!ああ、会いたかった、心配したんだから!」
 ティファは感極まって泣き出した。
「も…もしかしたら…もう会えないかと…殺されてるかも、っ
て…」

 全裸のエアリスの姿が浮かび、ティファを抱きしめる。実体
ではなく、まるで幻のようだった。
「(心配しないで、わたしはだいじょうぶ。ティファは今やる
べきことに集中してちょうだい)」

「い…今どこにいるの?」

「(ジュノンの空軍基地の実験室よ。…ティファ、お願い、た
すけて…。ルーファウスはわたしを使って魔晄をコントロール
しようとしているの)」

「ジュノンか…。がんばって、エアリス。そんなに遠くじゃな
いわ」

「(がっちり警備されているから、助けが必要なの)」

「でも、どうやって私に話しかけているの?」

「(わたしはティファと分かち合ったものがあるの。この星の
全ての人間は古代種の血を引き継いでいるわ。つまり、誰もが
古代種のパワーを持っているの。わたしはその純粋な末裔だっ
たせいで、力をすんなり使えるの。ティファはオルガスムのパ
ワーがそれを補って、わたしと会話できる力が得られているの
よ)」

「オルガスムのパワーって…そ、それじゃ、私が他の娘とナニ
してるかエアリスにはわかっちゃってるの?ご、ごめんねエア
リスっ、す、好きなのはエアリスだけなのに、そ、その、裏切
るつもりなんて無いのに…」

「(ティファ…ティファが幸せならわたしは満足よ)」

「エアリス、まだ私のことを愛してくれる?」

「(愛してるわ、ティファ。一緒にいられたのはほんのちょっ
との間だったけれど、いつだってわたしはティファと一緒にい
たい…。お願い、わたしを助けて………お願い……お……ね…
が……)」

「エアリス?!エアリスどこなの?エアリスっ!?」

***

 ティファは目を覚ました。

 静寂。みんなまだ眠っていた。アキを始め、何人かはティフ
ァの身体に抱きついていた。それ以外は全員、互いの腕の中か、
さもなければ柱やベッドなどに縛り付けられたまま眠っていた。

 ティファは全身愛液まみれだった。ティファ以外の全員も文
字通りずぶ濡れだった。ティファの股間だけじゃなく、テーブ
ルの上も床にも、愛液が水たまりのようになっていた。
 ティファは身を起こそうとしたが、愛液がべとべとでまるで
接着剤のようにくっついてしまっていた。

「アキ…。アキっ…」

「ん?ティファ?」

「手を貸して、ベッタリくっついちゃってるの」

 アキが離れようと、もぞもぞと動いた。
「ごめんね、私もティファにべったり」

 アキの動きに、傍の女の子たちも目を覚ました。

「ねえ、…ちょっと、助けて」
 みんなでアキをティファから引っぺがし、それからティファ
の両手両足を持って、そろそろとテーブルから引っ張った。
「あんっ!イタタっ!」
 
 他のみんなも目を覚ましだし、縄をほどいたり、繭のように
身体を包む愛液を拭いだした。

「見てよ、このありさま」
 愛液まみれの全員の身体を見回すアキ。
「じゃあ、みんなっ、シャワーを浴びましょ!」

 その声に、全員が部屋の奥の小さなトンネルに消えていった。

「ティファは一緒に来て!シャワーじゃ足りないでしょ」
 アキはティファの手をとり、狭く曲がりくねったトンネルに
連れ込んだ。

「こんなところにシャワーとかあるの?」

「ううん、もっといいもの!」

 二人がトンネルを抜けると、そこは広い洞窟だった。そこに
は流れの穏やかな地下水流の滝があって、これも小さな地底湖
に流れ込んでいた。滝の下ではすでに女の子たちが互いの身体
を洗いっこしたり、湖でふざけあっていて、その歓声があたり
に響き渡っていた。
 アキはティファを滝の下に案内して、やっと手を放した。落
下する水を受けたティファの乳首が、そのほんのり温かい水温
が最高に気持ちよくて、ピンと固くなった。

「うわあ、気持ちいいっ」

「この川の水源に温泉があるの。だから、ここまで流れてくる
頃にはちょうどいい温度になってるのよ」
 そう言って、アキは岩の背後からボディソープのボトルを取
り出し、ジェルを手にとった。そのジェルをアキは愛おしくテ
ィファの身体の前面に塗り広げた。

「アキって…完璧よね」

「ふふっ、完璧?私が?」

「だって、美人だし、セクシーだし、勇敢な戦士で、しかも私
よりめっちゃレズだし。もう、大好きになっちゃいそう」

「好き?そう…じゃあ…、私もティファが好き、みんな好きよ、
だからここにいればいいのよ、これからも私たちとずっと一緒
に戦っていきましょ!」

 アキがティファを抱きしめようとした、が、ティファはその
手をはねのけた。
「だめなの…私には愛する人がいるの。その人は今、大変なこ
とになっているの。私、彼女を神羅の手から救い出さなきゃな
らないの」

「そう…その人が、ティファの本当に特別な存在なのね。何て
いう人?」

「エアリス。私にとってただ一人の人よ」

「エアリス?そう、カワイイ名前ね。ね、もしその人を救い出
したら、ここに連れてきてね。最高のひとときを提供するわ!」

 その言葉に、ティファは笑顔を浮かべ、クスッと笑った。

「やっぱり、ティファには笑顔が似合うわ。さ、髪もべたべた
だから、リンスを…」
 アキの言葉を、まるで雷がかき消すように、おびえた声が遮
った。

「大変!まさか今夜!今すぐなんて!」

「な、何?」

 女の子が一人、洞窟に駆け込んできてアキを呼んだ。

「もしかして、ヤツらが来たの?ユニ!」

「そうですっ、敵の第5連隊がっ。そ、それも…」

「何?落ち着いてっ」

「テュフォンですっ、あいつが指揮をっ」

「何ですって!みんな、戦闘準備!」

「アキ、大袈裟じゃない?テュフォンなら私も前に相手取った
けど、大した奴じゃなかったわ」

「テュフォンには、私たちのやり方が効かないの。たいていの
指揮官なら服を脱いでみせればイチコロなんだけど、あいつは
私たちを目の敵にしているせいか、効果がないの。来て、男性
陣を連れてこないと」

「男性陣?ちょっと、みんなはどうしてるの?」

「武器庫に案内したわ。うちにはバイな女の子たちもいるから、
きっとお楽しみの最中かな」

「ええっ?そんなのって!クラウドは私のものなんだからっ!」

「ちょっと、ティファはエアリスって娘が好きなんでしょ?」

「そ…それはそうだけど…クラウドも大事な人なの!それに、
クラウドはまだ私がレズだって知らないのよっ」

「そういうこと。それじゃ、まずは服を着ましょ」

 他の女の子たちはさっきの寝室に戻った。ティファとアキは
地底湖を出て、岩陰に置いてあるタオルで身体を拭いた。
 二人は女の子たちが装備を身につけている部屋に入った。テ
ィファとアキは素早く服を着ると、大部屋に上がった。

「男性陣がいま来ます」

 バレットとクラウドが部屋の奥のカーテンの裏から、困惑し
た顔で出てきた。

「あ……、ク、クラウド…な…何も無かった?」

「何も、って…別に。オレの剣を使ってオナニーする女の子が
いて、ビックリしたけど」

「その程度でビックリか?俺のガンアームをオメコに突っ込ん
だネエちゃんまでいたぜ。それよりもトンデモねえのが…おい、
レッドは?」

 そこにレッドがカーテンの裏から、全裸の女の子を背中に乗
せて出てきた。女の子はレッドの鼻先にキスして、クスクス笑
いながらカーテンの奥に駆け込んでいった。
 レッドは口にタバコのようなものをくわえていた。

「いえーい、やあクラウドじゃないか、何で空に浮いているん
だい?浮いてる浮いてる!それにバレットも、あ〜、キャンデ
ィだ。あははは、バレットのガンアームからキャンディがぼろ
ぼろ出てくるよ!ひいいいいい。周りがみんな虹色だ!!」

「何なんだ一体…」
 クラウドがレッドの口からタバコ状のものをひったくって、
中を開いてみた。
「なんてこった!こいつ、チョコボの野菜なんかでトリップし
てるぜ!」

「ごめんなさいね、うちの娘たちったら分別もなく、そんなも
のをあげちゃうなんて」

「それどころじゃないぜ、山腹に着弾音がしたが、神羅か?」

「え、ええ。テュフォンが率いる第5連隊よ」

「そんなら容赦しねえぞ、ヤツの顔面を引き裂いてやらあっ!」
 バレットが巨大なチェンソーをガンアームに装着し、顔にホ
ッケーマスクをかぶった。

「待って、みんな!ここではここの戦い方があるの。男性陣は
大型兵器を使って。女の子たちが山腹で白兵戦をするわ」

「何だって!無茶だ!」

「性差別とかじゃなくて、男性の方が力が強くて、砲を使いこ
なすのに有利と言うだけ。それに、何て言ったってここは圧倒
的に女性の方が多いんだから」

「そうか…わかった…。レッド、お前もここにいろ。トリップ
しちゃってどうにもならないだろ」

「おい、ただの男のくせに指図するな」

「私もみんなと一緒に行くわ」

「ティファ…行かせたくないけど、そのつもりなら…気をつけ
ろよ」

「大丈夫よ、クラウド」

「ティファ、一緒に来て」
 アキがティファの手を引いて、もとの寝室に戻っていった。
そこでは女の子たちがまだ全裸のまま、互いの肌に迷彩を施し
ていた。

「な…これは何をしてるの?」

「古代種と同じ戦い方よ。ハダカになって相手の気をそらすと
同時に、ペイントして相手をビビらせるわけ」

「で…でも、マテリアをどうやって装着するの?」

「ティファファ持ってる一番強いマテリアは?」

「そうね…クラウドの持っているのを除けば、シヴァの召喚マ
テリアかな」

「問題ないわ、使い方を見せてあげる」
 アキは自分の服を全部脱ぎ捨てると、棚から真っ赤な召喚マ
テリアを取り出した。
「見てて」

 アキはマテリアをぎゅっとアソコに押し当てた。まるで外陰
唇が本能的に呑み込むように赤い玉を吸い込み、中に収まって
しまった。

「うわあ、キツそうっ。そんなの入れたまま歩けるの?」

「全然平気よ、ティファ。古代種はこうやってマテリアを使っ
ていたの。武器が発明されるまで、マテリアは女の子にしか使
えなかったのよ。さて…装着を手伝ってあげるわ」

 アキはティファの服を脱がせて裸にすると、シヴァのマテリ
アをティファのアソコに押し当て、キツキツの中に入れた。

「あああんん!つ、冷たいっ!」

「よしみんな、ペイント手伝って!」

 数人の女の子たちが染料の壺を持ってきた。そしてティファ
とアキの全身に迷彩を念入りに塗り始めた。アキは蔦が全身に
絡まるような迷彩で、ティファはケルト風の縄目が背中からお
尻、そして太股から前に回ってアソコからおへそ、乳首へと伸
び、顔から額にまで達していた。

「うわあ、ティファ、可愛らしくてセクシーで、しかもデンジ
ャラス!」

「アキだって。でも、こんな迷彩でいいの?」

「そうよ、みんな上手に描いてくれたでしょ。…準備はいい?」

「うん」

「よし、それじゃ…」
 アキはサーベルで武装した。
「行くわよっ、みんなっ!」

 女の子たちは一斉にいくつものトンネルを駆け抜け、コンド
ルフォートの頂上にある魔晄炉に直結するハッチにたどり着い
た。

***

 山腹は洪水のようなライトに照らされていた。ふもとには雲
霞の如き兵士、戦車、モンスターに埋め尽くされていた。
 テュフォンは巨大戦車の指揮席に座っていた。

「隊長、どうして砲撃しないのですか?」

「なぜ砲撃しないか、だと?ロビン中尉。いま砲撃したらあの
山にいるヤツらは全員爆死だ。だが俺はヤツらに降伏の屈辱っ
てものを味わわせてやりたいのだ。神羅の力に屈服させてやり
たいのだ!」

「はあ……ミッドナイト・ストリーカーズには何度も煮え湯を
飲まされましたからね」

「そうだ。それでも…二番街の暴動の時だったな、あの時はヤ
ツらをコテンパンにして愉快だった。だが今回は、あのアキ・
スズカをとっつかまえて、我が連隊総掛かりで輪姦してやる。
あの女をイキ死ぬまで犯りつくしてやるのだっ!ふはは、わは
ははは!神羅万歳!」
 そう言ってテュフォンはナチ式に敬礼した。

「隊長…お手柔らかに…」

***

「よし、みんな、前と同じようにね」

「アキ、どうするの?」

「ティファ、私たちは神羅の兵士のそばに忍び寄って、奴らを
誘惑して油断したところをやっつけるの」

「なるほど」

 小屋を出て、女兵士たちは全員、岩と岩陰の間を縫うように
下りていった。そしてついに神羅の前線にまでたどり着いた。

「チュウ、貴女が攻撃の口火を」

「はいっ」

***

 前線の神羅の兵士たちはすっかりダレていた。

「テュフォン隊長はどういうつもりなんだ?」

「さあな、たぶん敵を生け捕りにしたいんだろう」

 その時、アキの部下でまだ17歳のチュウが、物陰からぴょ
こんと顔を出した。

「(おい、あれを見ろ!)おい、お前!おとなしく出てこい!」

 チュウがゆっくりと、色っぽく兵士たちの前に歩み出た。無
数の花柄を描いた迷彩を塗った全裸の肉体を見せつけるように、
両腕を背中に回し、笑顔を浮かべた。

「おいおい、見ろよ!」

「カワイコちゃんだぜ!」

「お前ら、あの小娘を撃ち殺せ!」

「やなこったいっ」

「じゃあ、捕まえろ!」

「もうちょっと後で…」

 前線のほとんどの兵士が少女を見に集まって来て、少女を半
円状に取り巻いたが、少女の背中側を見ようとする者は一人も
無かった。
 少女は絶好のタイミングを待ち受けていた。

「きっといいモノ見せてくれるぜ!」

「早くしろよっ」

 興奮する男たちに、少女は一瞬ほくそ笑んだ。そして背後か
ら二本の刀を抜いた。
 少女が一回転した途端、周りに群がっていた男たちの半数が
首を刎ねられ、残りも喉笛が切り裂かれた。
 そして少女は、二人並んだ指揮官の頭に剣を投げつけ、貫い
た。

 戦いが始まった。

 アキの部下たちがあちこちから現れ、混乱した兵士たちを殺
戮していく。それは巧妙なゲリラ戦法だった。

「くそ、やつらあちこちから湧いて来やがる!」
 塹壕にはまって孤立した兵士が叫んだ。次の瞬間、一人の少
女が塹壕に落ちた。
「おいっ!動くな!」

「あら、お兄さん、一人っきりなの?」
 少女が兵士ににじり寄る。

「動くなと言っただろ!」

「だいじょうぶだってば、ほら…吸っていいのよ」
 そう言うと少女は乳房を持ち上げて見せる。

「へへ、カワイイじゃないか」
 だが、男が少女の右の乳首をしゃぶった途端にわかったこと
は、そこに猛毒が仕込まれていることだけだった。
 男は喉が詰まり、たちまち窒息死した。

「おやすみ、おにいさん」

***

「うまく行ってるようよ、ティファ!」

「そうかしら、戦車もモンスターも、さっぱり動いてないわよ」

「ん?まだこれからよ」

***

「猛毒乳首に殺人愛液に、毒ガスキスだと?隊長、前線からは
バカな報告ばかりです」

「アキ・スズカめ、前回に懲りて、新しい戦術を仕掛けてきた
な。ムダだムダだ!はははっ!全戦車およびモンスター、攻撃
開始だ。ただしアキ・スズカは生け捕りにするように伝えろ」

「生け捕りですか?は、はい、わかりました!」

***

 砲弾の雨が戦場に降り注いだ。山腹を戦車やモンスターが蹂
躙すると、少女たちは一斉に物陰に身を隠した。

「よし、ティファ、ここで私たちの出番よ。モンスターを召喚
するのよ。私の真似をして」

 アキが両脚を大きく開き、両腕を背中に回して意識を集中す
る。
「イオナ!来て!」

 マテリアを仕込んだアキのアソコが真っ赤に光り出した。セ
ックスのオルガスム以上の快感に、アキは大きく喘いだ。絶頂
に達すると同時に、マテリアが目もくらむ赤い光を放った。

***

 クラウドとバレットは、コンドルフォートの頂上で神羅軍に
ミサイルを放っていた。
「見ろ!どうやら本格的になってきたらしいぞ。俺たちも行こ
う!」

「よしきた!こいつの出番だ!」
 そう言うと、バレットはガンアームに巨大な肉叩きを装着し
た。

***

 その時、空から巨大なモンスターが現れ、戦場に降り立った。
メタリックな女性型で、ネオンに輝く髪をなびかせている。

「アキ、あれは何なの?」

「あれがイオナ、私の召喚モンスターなの。神羅から奪取した、
頼もしい相棒よ。…さあ、ティファ、今度は貴女の番よ」

 ティファも脚を広げ、両腕を背中に回して集中した。
「シヴァ!来て!」
 ティファのマテリアがわずかに光った、が、まばゆい光の代
わりにアソコからは赤い煙がポフッと出ただけだった。ティフ
ァは恥ずかしくて顔から火が出そうだった。
「ご、ごめん」
 ティファがしょぼんとしおれた。

「ふう…しかたないわ、私が神羅の相手をしている間に、練習
してみて」

「わかったわ」
 そう言った声にも元気がないティファ。

「イオナっ!イオン・フィストっ!神羅軍を攻撃!」
 神羅の前線に突進した召喚モンスターは、その拳を存分に振
るって敵を吹っ飛ばし始めた。神羅軍の大半は浮き足だって逃
げ出すか、退却から取り残されていた・

***

「このときを長いこと待っていたのだっ。そうだろう、ロビン
中尉?」

「その通りです、隊長」

「よし、行くぞ。戦車巨人兵、戦闘モードに変換!」

「了解!」

***

 テュフォンの大型戦車が変型し、巨大ロボモンスターになっ
た。

「やったぞ、これで形勢逆転だ!」

「みんなっ、伏せて!!!」

 すさまじいミサイルの雨が山腹に着弾し、女兵士たちは身を
守るすべもなく、数人が爆死した。

「だめええっ!!イオナ、あの戦車を破壊して!」

 イオナが戦車に突撃し、必死にダメージを与えようとしたが、
どうにもならない。戦車巨兵はその巨大な腕でイオナを吹っ飛
ばし、イオナは山腹にきりもみ状態でたたきつけられた。

「イオナ!」

『あんな電子ペットが、この巨大戦車の相手になるものか!思
い知れ、アキ・スズカ!』
 戦車から濁声が響いた。

「その声はテュフォン!」

『その通り!今やその山を丸ごと、中の連中もろとも真っ平ら
に吹っ飛ばすほどの火力があるのだ。全員皆殺しだぞ!それが
いやなら、アキ・スズカ、お前一人で降伏することだ!』

「ダメよ、アキ!どうせヤツは約束なんか守らないわ!」

『何、ティファ・ロックハートか!?貴様も同様だ!武器を捨
てて、二人で降伏しろ!」

「ごめんなさいティファ、選択の余地がないわ」

「イヤよ、私は戦うわ」

「仕方ないのよ」

「イヤっ!」

「みんな、縛り上げて。ティファ、ごめんなさい、でもコンド
ルが動けば神羅をやっつけるチャンスはあるから」
 二人の女の子がティファの両腕をとって、後ろ手に手首を縛
りだした。

「(こうなったら、一か八かよっ)」

 ティファは全身の気を集中させた。

 マテリアが輝きだした。

「(やったわっ)シヴァっっ!!!」

 戦車巨兵の目の前の地面が一気に氷に覆われ、そして巨大な
氷塊が地上に突き出した。それが爆裂して、中からシヴァが現
れた。女の子たちは全員驚喜した。

「シヴァ、あの戦車を破壊して!」

 シヴァが戦車巨兵にダイヤモンドダストを放ち、上半身を凍
りつかせた。

 戦車の中はあちこちから煙が湧き、警報音が鳴り響き、パニ
ック状態になった。

「隊長!冷凍攻撃のために冷却装置と融合炉がバランスを崩し、
温度低下が急激すぎて、これでは…ぎゃあああっ!」
 操縦席が炸裂し、戦車兵が爆死した。

「ロビン!なんとかしろ!」

「ダメです、機関手が戦死して、全システムが凍ってしまいま
した。もうすぐ反応炉が爆発します、脱出を!」

「ティファ・ロックハートめ!指揮モジュールを発射し、生き
残った全ユニットに基地への帰還命令を出せ」

 戦車巨兵の頭部が外れて発射し、残った軍の方向に向かって
飛んでいった。その直後、戦車巨兵は大爆発した。

 女の子たちは歓声を上げ、一斉に勝ちどきをあげた。ティフ
ァはほっと力を抜いた。クラウドとバレットが爆裂した戦車を
見に駆けつけた。
「しまった、間に合わなかったぜ。それに、おい、女たちは全
員ハダカじゃねえか。アキ、何だって俺を置いてった!?」

「ごめんバレット、この埋め合わせはいつかするから!」

「頼むぜ!」

 ティファはクラウドの元に駆け寄って抱きついた。
「やったわ!勝ったのよ!クラウド、見てくれた?私もう、ゾ
クゾクしちゃった!」

「ティファ、自分だけの身体じゃないんだから」
 全裸のティファに抱きつかれて、ドギマギしながらクラウド
が言った。

 アキの顔から表情が消えた。

「アキ、どうしたの?お祝いしないの?」

「先に、戦死した娘を見てやらないと」

「そうね…、手伝うわ」

「ありがとう、戦いの中で慣れてるだろうけど、気が進まない
わね…」
 その言葉が、運ばれてきた最年少の少女の遺体に遮られた。
「チュウ!」
 アキは駆け寄って少女を地上に横たえた。
「何てことなの!」
 アキは号泣した。
「若すぎるじゃないの!なぜ?なぜ貴女が!?」

 慰めようとするティファ。
「アキ…」

「この子、つい一週間前、私に処女を捧げてくれたのに、こん
なの酷いわ!」
 アキはティファの胸に顔を埋めた。
「こんなのって…!チュウは、私を母親のように慕ってくれた。
私はチュウを鍛え、愛し、そして初体験の相手にもなったのに。
どうしてなの、ティファ、どうしてこの子が?」

「私たちみんな、この戦いでたくさんの愛する人を失ったわ。
間違っているし、決して簡単に済まされることなんかじゃない
わ」

 アキは少し落ち着いたが、代わって怒りが波のように湧いて
きた。
「テュフォンはどこに?」

「ジュノンの連隊基地に退却したそうです!」

「ティファ、そこに貴女の大切なエアリスがいるのね?」

「そうよ、アキ」

「それじゃ、私も一緒に行くわ」

「わたしも行くわ!」

「アタシも!」

「みんなで神羅の奴らに目にモノ見せてやるわ!」

 女の子たちが全員集まって、協力を誓った。

「それじゃ決まりね、みんなでジュノンに行くわ。そして奴ら
がここでしたことの償いをさせるのよ。今日この日から、神羅
と全面戦争よ!」
 
 

続く 

 

第4話「再会、リベンジ」に続く   第2話「チョコボの夜」に戻る

 

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