プレゼント
前編
私の耳に囁きかけてよ 私の聞きたい言葉を言ってよ 恥ずかしがらずに言っちゃえBABY それが私の全ての…! Lords of Acid "Fingerlikin' Good" *** 寛大なる読者諸賢に向けまして、まずはお目にかけますのは、 現代日本の京都郊外の、緑の芝に覆われたとある草叢でござい ます。美しさと姿勢を特別に厳選され丹精込めて入念な剪定と 手入れを施された、桜の木が数本立っているのがおわかりでし ょう。 そのうちの4本の木に囲まれて、大きな木造の道場が建って おります。周囲は40フィート四方にもなり、この島国で入手 できるうちで最も頑丈な木材を使った建造物でございます。ま た、この道場は地上5フィートの高床式で、こちらと反対側と に二ヶ所、対称的に梯子段が設置されています。 この道場と周辺約3マイルの領域は、不知火一族の所有であ ります。 ここは不知火流忍術が先祖代々、現在に至るまで、対決や訓 練のために使われてきたのです。 そして今、ここ古き地の礎石を再び揺り動かそうとする戦い の響きと共に、二つの影が全速力で激突しております。 そして同時に、道場の高台脇には大きなビーチタオルが敷か れ、真っ赤なパラソルが陽を遮っているのですが、こちらは後 ほどといたしましょう。 *** すばやいショート・ジャブが2撃、そして高さのある回し蹴 り。 低く身体を振って最初の2撃を避け、蹴り足の太股に二の腕 を叩きつけます。 カウンターの右バックハンドブロー、そして左のアッパーカ ット。 左の二の腕に衝撃が走り、パンチのパワーに硬直した全身が 一回転しました。回転したままダウンしつつも、右足で相手の ふくらはぎになぎ払うようなローキック。 ジャンプしてローキックを避けられるか、どうか。 青いセーラー服のスカートがめくれ上がり白いパンティも露 わに、両手両脚をハリケーンのように振り回しながら、春日野 さくらは狼狽して叫びました。ユリ・サカザキのローキックが 命中し、女子高生ファイターを大きくよろけさせたのでありま す。 まともに尻餅をついたさくらでしたが、軽い痛みと大きな屈 辱にその幼い丸顔をしかめると、回転しながらぴょんと立ち上 がり見上げたその目に、突っ込んでくるポニーテールの少女の 姿が入ってきました。年下の戦士に向かって、叫びながら完璧 な正拳を叩き込もうとしています。 ショートヘアの少女は、二の腕でパンチを受けると、強力な バックスピンブローを放ちながら空中に跳び上がって、左脚の 脛でユリの背中を狙いました。 極限流の格闘少女は本能的に身を屈め、さくらの拳を間一髪 かわしましたが、反対側からの強烈な攻撃がユリのロングヘア をかすめたのを、ユリは感じました。 ピョンッと跳び上がりすっくと立つと、ユリは再びさくらと 面と向かい合いました。セーラー服が乱暴によじれ、さくらは ヒップをツイストさせてさらに足を振りまわしました。 年長の少女が左のかかとを女子高生戦士の右の脛に叩き込む と、さくらの蹴りは中断を余儀なくされました。ユリは重心を 前にかけて右膝を突き出し、ショートヘアの少女のみぞおちを 蹴り上げようとしながら、同時に身体をひねってスローな、し かし重たいブローを繰り出しました。 再びさくらは二の腕でユリのブローの軌跡に当てたので、年 上の少女の足は無様に下がりました。 身を起こして右に重心をかけながら、セーラー服の少女は左 フックをユリのボディに放ち、さらにその反動を利用して反対 側から右の拳をユリの左腹に叩き込みました。 ロングヘアの少女が短く悲鳴をあげたところに、すっくと立 ったさくらがユリの顔面に右のアッパーカットを繰り出しまし た。しかし、極限流の少女はノックアウトせず、左手でパンチ を受けながら後ろに身を反らし、腰をひねってさくらの頬に強 烈な平手を放ったのです。 年下の少女は一回転し、スカートが乱暴にひるがえりました。 そして純粋な、怒りに満ちた表情で、顔を手で押さえながら睨 みました。 「顔を殴ったわね!」 「違うわよ!ちゃんとパーでやったでしょ!」 さくらは立ち上がると、両手を腰に当てて偉ぶった態度で身 を乗り出します。 「あんたにもビンタしたげましょうか?この、空手バカ女!」 目をいっぱいに見開いて、ユリはさくらのポーズを真似しま す。 「よくも言ったわね!ずうっとあたしのテクニックを盗んでき たくせに!」 「そうだとしても、そんなものずっと質屋にでもいれちゃうわ よ!」 「なによ、年下でペチャパイのくせに、ファイター気取りの格 闘技オタク!あたしのお尻にキスでもするッチ!」 そう言ってユリは後ろを向くと道着の裾をめくり、青いタイ ツでピチピチの綺麗な形のお尻を向けて、自分の手で二回叩き ました。 「ほおら、こっちこっち!」 「ぜえっったいに、ひっぱたいてやるぅううっ!このチビおん なぁぁっ!」 空中に跳び上がったさくらの右脚が、ユリの頭部めがけて弧 を描きました。力を込めて叫び返したユリが、睨みつけます。 愛らしい小柄な肉体を玉川南高校の制服に包み、茶色のショ ートヘアに白いバンダナ、真っ赤な格闘グローブをはめ、せい ぜい一歳か二歳年上の少女を相手に戦いを繰り広げている、1 7歳前後のこの少女の度胸とアクションを信じがたいと疑う方 もおられるでしょう。 もう一人の少女は、肌にぴったりフィットした青のレオター ドに、厚手の白い空手着をまとい、ベストのように両袖をまく り上げ、それを黒帯でゆるく締め、赤いバンダナでその華麗な 褐色のロングヘアが目にかからないようにしております。 先にご紹介したのが春日野さくら嬢。玉川南高校の女子高生 で、ストリートファイターのチャンピオン・リュウの押しかけ 弟子希望の女の子です。 後にご紹介したのがユリ・サカザキ嬢。極限流空手の伝承者 の一人です。 肉体的にはほぼ互角、二人ともスリムですがやせぎすではな く、魅力的な脚と肩が強調された身体の持ち主。真の戦士とし て当然と言えるキュッと引き締まったお腹ですが、筋肉が付き すぎでもなく、お尻のほうも美しく整った女の子らしさを備え ております。 おまけに、ユリの胸がはるかに美しく豊満な一方、さくらの 幼っぽい小振りな胸もその鍛えた身体にカンペキにマッチして おります。 二人ともコロっとしたタイプですが、対称的で、愛くるしく って、小さい弓形の唇、深褐色の瞳はいかにも「少女」っぽい 純粋無垢さを漂わせています。 この戦いは、二人の少女の間の個人的な確執であると同時に、 空手の極限流と松濤館流との争いの一部でもありました。4年 以上も続いてきた二人の少女の競争でもあり、二つの空手流派 の抗争でもあったのです。そして、その試合は(少なくともこ の二人の場合)いつも徐々に罵りあいになっていき、やがてこ の道場の床にへたり込んだ二人の少女戦士は息を切らし、気を 失い、納得のいかない結果を迎えてしまうことが、これまでの 常でございました。 この荒々しい戦いから安全な距離をとった場所に、大きなふ かふかのタオルが敷かれ、「日本一!」という文字が染め抜か れた伝統的な日本式の番傘が日射しを遮るその下に、二人の人 物の姿がありました。 *** どうです?さっきこの日傘のところも申し上げていましたで しょう?ここを見逃そうとなさる方は無論、おられますまい。 *** 一人は、古風な中国人美女。20代後半くらいで、輝くよう な黒のロングヘアをおさげにしておだんごに巻いた、パッチリ としたちょっとつり目の黒い瞳。東洋人女性特有の小振りな弓 形で、なおかつ西洋人風の官能たっぷりなところの中間点を突 くような、魅惑的な唇。 真っ赤なシルクのチャイナドレスは、フロントのボタンに沿 って白いラインが入り、豊満だが完璧な形良い胸の谷間が誇ら しげに露わになるよう、ピチピチになっています。おまけにス リットがヒップにまで入っていて…。 その女性…「春麗」は、横になってリラックスし、最高に熟 成させた日本酒の杯を美味しそうに傾けつつ、その滑らかな、 鍛えられた、華麗な両脚を、オープンサンダルの繊細なつま先 とともに露わにしているのでした。それら全てがこの美女に否 定できない気品あるセクシーさをごく自然に付与しております。 その隣りの、すらりとした日本人の美女は、今は質素な、お へそ丸出しの、この惑星上の女性にとってはまずブカブカであ ろうという白いTシャツを来ております。しかしながら、彼女 にとっては胸がキツキツであるのも、張りも弾力もサイズも全 ての面で許容範囲を超えたこの二つの胸のふくらみを見れば無 理からぬこと。おまけに、はち切れそうなシャツのネックライ ンからは、この美女がノーブラであるのもわかってしまいます。 この美点にくわえ、スリムで滑らかで鍛えられたお腹、そし てすらりと長い脚の曲線美は、Tバックのビキニ同然のカット ジーンズのショーツで誇らしげに目立つ、丸まると豊満で、し かしピチピチのお尻にとつながっているのです。 日本人美女の顔は春麗と同じくらいに、パッチリとした茶色 の瞳、官能的な唇で、美しいというよりも愛くるしいといった ほうがふさわしいかもしれません。 しかし中華美女の性的魅力が巧妙に隠されているのに比べ、 この「不知火舞」の方は、開けっぴろげな波動を発しています。 「ねえ、あの二人、いつもああなの?」 酒を飲み終えた春麗が静かに訊きながら、酒杯を置きました。 舞がお銚子を手にして差しだすと、春麗が優雅に杯を挙げま す。透明な神酒を注ぎながら、赤毛のニンジャガールは親友に うなずきました。 「そうなの、一日中ずっとなのよ。だからこうしてお弁当とお 酒を用意してきたってわけ!」 陽気に答える舞。愛らしいくノ一の顔が、たちまちガクンと うなだれました。 「でもホントは、キングさんのバーで酔っぱらってテーブルの 上で踊っちゃったせいで、追い出されてここに来たんだけどね…」 注がれる酒を受けながら、中華美女は目を丸くしました。微 かに笑みを浮かべ、舞に話を続けるように促します。 「ねえ、信用して。貴女の秘密は、必ず守るから、何やっちゃ ったの?」 赤毛の美女は左肘をついて横になり、ぼんやりと酒杯を回し ました。 しばらくして、舞は日本酒を一気に飲み干すと、中国人の親 友を寂しげに見つめました。 「ええと、下着を脱いでキングさんとこのウェイトレスに投げ つけたぐらいだったらまだマシだったんだけど、まずかったの はあのユリちゃんがビデオカメラを持ってきてたこと。自分と さくらの決闘の場所を提供しなかったら、その時のビデオテー プを公開する、だって」 「ええ、それって脅迫じゃないの?」 インターポール捜査官は信じがたげに言います。 「そのテープを、誰に見せようっていうの?舞の親に?」 「親は死んでるから」 「…あ…ごめんなさい…」 「気にしないで。親は二人とも、あたしがちっちゃい時に死ん じゃって、だから顔も覚えてないの。おじいちゃんにずっと育 てられたから、あんまりそのことは気にしないんだ」 「ふうん、そうなの。塞翁が馬ってやつね。じゃあ、誰に?あ なたのボーイフレンドに?」 「そういうこと!あんなビデオ見たら、男なんか鼻の下伸ばし っぱなしよ、冗談じゃないっ!」 春麗はその剣幕をあっけにとられて見つめました。その顔付 きに、舞は可愛い顔で首をかしげます。 「どうかした?」 「え、いや、何でもないわ。舞が男に言い寄られるのをいやが るなんて、思いも寄らなかったから」 黒髪の美女がそう答えると、くノ一はまた酒を注ぎました。 「そのことはまた後で言うわ。とにかく、ユリのやつ、テープ のコピーをジョーに送りつけるって言ったの」 「ジョー東?あのキックボクサーの?ふうん、確かに困ったこ とだろうけど、でもそれってホントにまずいの?」 舞は頬を真っ赤にして顔を手で隠し、背中から倒れこみます。 「だって、ジョーったら初対面の時からずううっっっっと、あ たしにのぼせまくってるんだもん。ジョーはずっと自制心を働 かせてはいるけど、もしユリが、これ舞からの贈り物よ、なん て言ったら…」 春麗は顔をしかめながら首を振り、舞に酒を注ぎ、それから 自分のにも注ぎました。 「それは私にも理解できるわ。…私に成人グラビア誌からオフ ァーが来たなんて、信じられる?」 舞は肘で起き上がり、眉をつり上げました。中華美女は身じ ろぎもせずに、くノ一の露出過多な極上ボディを見つめていま す。 「前言撤回。たぶん他の格闘少女たちなんか比べものにならな いくらい、舞ならよくわかるにきまってるわよね。とにかく、 このことを耳にした時のうちの課の男どもったら、全員平身低 頭で『出てくれ〜』だって」 くノ一は納得顔で満足げにうなずきます。 「でも、それを見られるのがたった一人、だったら?」 今度は春麗が仰向けに倒れて、困惑げに日傘を見上げました。 「そうねえ、理屈では…まあ…」 舞の目がらんらんと輝き、可愛いしぐさで、身を乗り出すと 酒を飲み干して言います。 「おおっと、なんだかワケありって感じ。ねえ、話してよ!」 華麗な黒髪の美女はわくわく顔のニンジャガールを横目でち らっと見ると、微かに微笑みました。 「ちょっとばかし、長くて複雑な事情が…」 くノ一美女は再び絶叫合戦を開始した道場の二人を一瞥しま した。それから視線を春麗に戻すと、舞は日本酒の瓶を手にし てくつろぎました。 「どうやらあの二人は、しばらく決着はつかないと思うわ。だ から、ね、お願い。後であたしの方の事情も、ちゃんと話すか ら」 苦笑しながら首を振り、春麗は自分の杯を飲み干しました。 「そうねえ、じゃあ、話は私が初めてシャドルーとストリート ファイター・トーナメントに巻き込まれた時にさかのぼるんだ けど…」 *** 一時間後。 *** 「何にも無かったんだってばぁ!」 「(ひっく)あたしは自分から、バスローブ一枚の格好でベッ ドに入ったの。(ひっく)それで、ほら、どうぞって…。なの に彼ったら、その場で腕立て伏せよ!」 春麗はひっくり返って笑いましたが、舞の悲しそうな顔を見 て、笑うのを止めました。 「ごめん、そんなのって辛かったよね」 赤毛の美女は寂しげにうなずき、そして怒ったような顔にな った。 「それって、あたしに何か問題があるってことなのかしら」 舞は凍りついたように固まってしまいました。。 「でもどこが?あたしの身体に問題ある?」 そう言うと舞は、膝立ちになってポーズを決め、その巨乳を ぷるぷるさせながら眩しいばかりの微笑を浮かべました。 中華美女の端正な顔が、酒による当然の効果と同時に、巨乳 ニンジャガールのせいで、真っ赤に火照りました。はっきり言 って、二人とも少し酔っています。 春麗も膝立ちすると、マジメな顔で舞を見つめて、激しく首 を振りました。 「そんな!舞のボディには私だってイチコロよ!」 その言葉に、舞は赤面しました。 「ありがとう、でも、春麗だって何か揉めたことはないの?だ って春麗って、とおおおっても綺麗だし、髪だってすごく素敵。 それで、どう?男たちを蚊帳の外に置くことって無理かな?」 中華美女が考え込む間に、舞は3本目の日本酒の瓶を手にし ながら、あいかわらず激しく闘っているユリとさくらの姿に目 をやりました。 自分たちよりも年下の少女たちを、春麗が指さします。 「あれ、あの二人がその答えかも」 舞は目をつり上げました。親友が、アンディとユリとの関係 のことを言ったのではないと、わかってはいたのですが、でも、 ああ…。 「そうか、二人とも自分たちの戦いに没頭していて、他の何も 目に入ってないわね」 春麗が笑ってうなずきました。 「その通り!あの二人は男どもなんかと違ってたち悪くないし、 それに今は集中しきってるから、気づきっこないわ。たとえ… その…」 黒髪の美女の言葉が詰まり、白魚のような指を唇に当ててち ょっと考えた様子。そしてニッコリ笑って舞にウィンクを投げ かけました。 「きっと気づいたりしないわ…私たちが、キスしてたって!」 赤毛の美女は目をパチクリさせましたが、すぐに笑い出しま した。 「アハハ!ホントにそうよね!試してみる?」 春麗も目を白黒させました。 女の子同士でキスって、それって、ええと、でも、なんだか とってもステキな響き。舞ちゃんはすごくセクシーだし、でも 舞は本気なのかしら?それともただの冗談? ムチムチのニンジャガールに微笑みかけながら、華麗な中華 美女がうなずきました。 「いいわよ。どうぞ」 鈴の鳴るような声で笑った舞は、褐色のロングヘアをかき分 けると身を乗り出し、目を閉じて唇を突き出しました。酔って るんだからいいか、とでも言いたげに肩をすくめながら、春麗 は身を屈めてニンジャガールと唇を重ねたのです。 美女たちの想像を越えて、痺れるような電流が凄まじいほど に二人の全身を貫きました。舞が声を漏らして唇が離れると、 思わず春麗も同じように声が出てしまいました。そして中華美 女は、自分でも思いも寄らなかったことに、ためらいながらも くノ一の唇に舌を差し込んでいったのです。 二人とも驚いたことには、ニンジャガールも同じようにその 愛情のしるしを返してきたのでした。キスはさらに、さらに深 まり、とどまるところを知らないかのようでした。 もはや、冗談の域ではなくなっていました。 ほとんど同時に、二人の美女は互いに両のかいなを回して、 身体を密着させながら、その抱擁の温もりに浸り、突然の、予 想もしなかった触れ合いに熱情の喘ぎを漏らしてしまっていま した。 春麗はくノ一のしなやかな背中に両手を滑らせ、引き締まっ た筋肉を包む滑らかな肌の感触を堪能したかと見るや、、いき なり舞の熟れた形のよい乳房を激しく揉みしだきました。 赤毛の美女は、春麗の整った、まるで彫刻のような身体が、 いままで経験したことがないほどにさらに激しく押しつけられ てくるのを感じていました。年若い舞には言い表せないほどの 燃え上がるような欲望をその血の中に、中華美女は火を注いだ のです。 離れようともせず、キスも抱擁もそのままに、極上の美女二 人はゆっくりと横たわりました。二人は横になったまま、両脚 を絡め、情熱と欲情のままにゆっくりとのたうつように絡み合 いました。 突然、春麗が年下の巨乳美女を組み敷くように上になりまし たが、舞はディープキスを止めようとはしませんでした。 舞は喘ぎながら悦楽の声をあげて、ようやく情熱的なキスを 放ちました。黒髪の美女は大きく喘ぎ続けるくノ一を、餓えた 瞳で見下ろしています。 「…これって…」 喘ぐ舞。 「…すごい…」 荒い息のインターポール捜査官。 そして、とっくに真っ赤に染まっていた顔をさらに紅潮させ ました。 「私…私…もっと…」 赤毛の巨乳美女は、右手を春麗の繊細な頬に差し伸べ、優し く触れました。目と目を合わせてじっと見つめ合う二人。ふと ニンジャガールがけだるく微笑みました。そして舞は褐色の目 を閉じ、そっと春麗を下にすると、その優雅な頸を伸ばして、 再び肉感的な唇を捧げたのです。 中華美女は餓えたように同じ仕草で応じ、くノ一をギュッと 抱きしめ、その舌と自分の舌を激しく絡めました。そしてその 優美な手でもっと素肌の感触を味わいたくて、魅惑的な漆黒の 瞳の女戦士は、舞の露わな脇腹に手を滑らせ、さらに太股にと 伸ばしていき、再び元に戻すという動きを繰り返し、熱く、ビ ロードのように滑らかな肌を堪能しました。 互いの存在、キス、薄物一枚で隔てられただけの乳房が触れ 合う感触、互いの肌の熱さ、互いの舌の味、それら以外の全て を忘れ果ててしまっていました。 劇的に春麗が変化を見せました。情熱のくノ一と口づけを交 わしたまま身を起こし、身体を離すと、両手を舞のシャツの下 に差し入れ、とうとうあの美乳に触れてきたのです。 年若き乙女が喘ぎながらのけぞって、床に敷いたタオルに頭 のてっぺんを埋ずめますと、黒髪の女戦士は舞の柔らかな肌に そっと爪を立てて滑らせ、やさしくつねり、そして蝶の舞うよ うなキスの雨と、踊るような舌先の愛撫を赤毛の美女の首筋に 振りまきました。 すると、くぐもった呻き声と押し殺すような叫びをあげなが ら、くノ一は背をのけぞらせて、抱きしめる春麗に向かって自 分の胸をもっと押し当ててくるのでした。 中華美女はこの展開にワクワクし、舞の美しい喉元から唇を 惜しげに離すと、今度はためらいがちにニンジャガールの乳首 を薄いTシャツ越しに求めたのです。 舞は、さっきより大きな声で喘ぎ、慎みも忘れ、年上の美女 をせかします。それに促されて春麗はくノ一の頂芯にそっと歯 を立てました。 床に両手を叩きつけて身を起こしたくノ一が、全身をくねら せて悶えます。 春麗が身を離してしまったので、舞は不満げに呻りましたが、 すぐさま春麗はニンジャガールのシャツに手をかけ、あっとい う間にくノ一の見事な巨乳を露わにすると、舞の柔肌に再び激 しくしゃぶりつきました。 舞は中華美女の黒髪を右手でつかみ、左手で美しい闘女の背 中を撫でていき、その絹のドレスの下に手を入れると、春麗の 形良く締まったお尻をつかんで、臀肉を激しくこねるように揉 みしだきました。くノ一の乳首をくわえていた春麗の口から喘 ぎが漏れ、何とか数分はそのまま持ちこたえていましたが、と うとう耐えきれずに舞の固くしこった乳首を放して、春麗は身 を起こしてしまいました。 赤毛の美女は、春麗が身を離してしまってがっかりしたよう にため息をつきましたが、その華麗な中華美女の立ち上がった 姿に思わず息を呑みました。その燃えるような黒い瞳で、舞の 褐色の瞳をじっと見つめ合わせながら、春麗はゆっくりとドレ スのボタンを外し始めました。汗に濡れてツヤツヤ輝く乳房を 激しい息遣いで上下させる舞から視線を外すこともなく、春麗 がドレスの袷をはだけると、黒い綿のブラが露わになりました。 ゆっくり焦らしながら、中華美女は赤いシルクの上着を肌脱 ぎして両肩を露わにすると、胸の谷間を強調するブラが全て見 え、さらに上着を下ろすと鍛え上げられた腹筋が目立ちながら も女性らしさを残した筋肉が、きゅっと締まったウエストが、 そしてひも付きの純白のパンティが、そして最後にドレスはす とんと、しびれるほどに完璧な両脚を滑り落ちていきました。 春麗は両手をあげて指を開き、自分の乳房に当てると、その まま自分のボディラインに沿って指先だけを当てながら両手を 滑らせていきました。美しく形のいい乳房から、引き締まった お腹に、そして白いパンティを通って、内股を撫でていくと、 そのまま両脇から背中のブラのフックに手を伸ばし、春麗は全 身に湧き上がる快感に甘いため息をつきました。 黒髪の美女はそっと微笑みながら、うっとりと見つめている たった一人の観客に背を向け、ブラの肩紐を一本、肩から外し、 そしてまた元の通りに振り向くと、赤毛の美女に見せつけるよ うにしながらもう片方の肩紐を外しました。 黒いレースのブラのフックをパチンと外し、そしてゆっくり と滑り落としていくと、ペイルピンクの固くしこった乳首が露 わになり、それを春麗は自分の手のひらで撫でながら微かに喘 ぎました。そして屈み込みながら舞に向かってキスの仕草をし たのです。 屈んだ姿勢のまま、春麗は両手を自分のパンティの両脇に滑 り込ませると、親指を紐にかけて、膝を曲げてゆっくりとしゃ がむのと同時に白いパンティをずり下げました。中華美女の手 がかかとにまで届き、パンティを床に残して立ち上がりました。 魅惑的な秘部を覆っている、三角に刈り込まれた繊細な黒いヘ アを露わにして、春麗はその床の下着から足を踏み出しました。 そして、目を丸くして見つめている舞に向かって、ニッコリと 微笑みかけました。 ずっと息を詰めていたことにも気づかずにいた赤毛の美女は、 ようやく息を吐き出しました。そしてくノ一は自分もいそいそ と、汗にぐっしょり濡れていたTシャツを脱ぎ捨て、ピチピチ のジーンズのボタンを外しました。邪魔なズボンを脱ぎ捨てて しまうと、そこには小さな三角形のシルクの布きれが、それも その愛らしいウエストの中央だけを包み、その完璧なお尻は1 インチも覆ってはいない、薄いシルクの生地で何とか貼りつい ている、という感じで顔を出しました。 舞は全裸の春麗を見上げながら、ふとあぶない考えを起こし ました。 「春麗が見せてくれたあのショータイムの後じゃ、私もお返し をしないとフェアじゃないよね。…どう、見たい?」 欲望に満ちた低い声で囁く舞。 黒髪の美女は髪に手を伸ばし、自分の頭のおだんごをほどき ますと、まるで輝く黒檀の滝のように春麗の髪がこぼれ落ちま した。その髪を肩の後ろにはね上げた春麗も、飢えたように舞 に笑みを返しました。 「ぜひお願いしたいけど、でも舞の方が私に見て欲しいみたい ね…」 赤毛の美女はニヤッと笑って仰向けに横たわり、両手を脇に 滑らせ、滑らかなお腹を撫で上げ、両の乳房を抱えると、乳首 を刺激しながら甘く喘ぎました。舞は白目を剥き、唇を噛んだ まま手を動かし続け、そのまま両手をお腹から、均整のとれた 内股へと滑らせると、両脚を開いて、世の野郎どもの9割を悩 殺するに違いない姿を春麗に見せつけました。 腰を少し上げて、舞は指先で内股の敏感なところに触れ、極 小パンティの上をなぞりだしました。 この先の展開に息を呑みながら、春麗は膝をつくと、唇を舐 めながら身を屈めて、ますます濡れそぼっていくくノ一の秘部 を縁取る繊細な手に顔を寄せました。舞は喘ぎだし、それがま すます欲望の炎をかき立て、ひたすらパンティの濡れた表面を 指先でいじるのです。延々と繰り返されるその動きが、舞自身 と黒髪の美女の両方を切なく苦しめます。そして華麗な赤毛の 美女は、残っていた心の歯止めを快感で押しのけ、両手を極小 パンティの下に差し入れてしまいました。 きれいにヘアを刈り込んだ秘所に手を当てて、舞は両の人差 し指を同時にラビアの中に挿入した。腰を突き上げ、大きく喘 ぎ悶え、ニンジャガールは指を自分の中に抽送し始めると、そ の全身に液体の雷が轟き突き抜けるようなエクスタシーを感じ ていました。舞は床のタオルに足を立て、腰を持ち上げ、春麗 の大きく見開いた目と同じ高さにまで濡れそぼった秘所を突き 上げました。 赤毛の美女は右手を自分の中に挿れたまま、左手を口元に持 ってきて、指から自分の愛液をしゃぶり、その爪を噛んでもう すぐやって来る絶頂に耐えて完全なる快感に絶叫しそうな自分 を抑え込みました。そしてついに大きな声で絶叫した舞の手を、 新たな恋人となった美女はパンティの中からつかみ上げて舐め たのでした。 がっくりと崩れ落ちた舞でしたが、すぐさまガバッと身を起 こすと、春麗の半開きの目を見つめました。中華美女の口はく ノ一のプッシーのほんのすぐそばでした。 「あ…あたし…春麗に…見られて…」 まだ腰を無意識にくねらせながら、舞は喘ぎました。 ゆっくりと唇を舐めて、春麗はニヤッと笑い返しました。 「もう、我慢できないわ」 半分甘え、半分強引に唸る春麗。 そして、華麗な黒髪の美女は、舞の極薄パンティの滑らかな、 濡れた表面に舌を滑らせました。春麗のような美女の舌で舐め られて秘所の襞にこすりつけられるシルクの感触に、舞はエク スタシーの絶叫を上げながら、春麗の絹のような黒髪を荒々し くつかみ、思わず腰を激しくはね上げました。 春麗は年下の美女の太股の下から両手で抱え、固く抱きしめ ていました。 しかし、今の春麗には下着越しの舞の味ではもう薄くて満足 できませんでした。もっと直接、味わいたい、そう思って春麗 は、ぐしょぐしょの舞の秘所から顔を上げると、極小パンティ の布を鼻先で押しのけ、舞の花弁の縁の外側に舌先を走らせま した。甘くてかつ刺激的なその味に、春麗はさらに欲望を募ら せました。 春麗は舌を激しく動かし、くノ一のプッシーの中に押し込み、 熱く濡れた内奥を淫らな欲望でまさぐりました。その奥を極め ることは出来ず、ただ蜜が流れるばかり。 流れの果てに、舞の秘所は蜜をほとばしらせて春麗の端正な 顔をぐっしょりと濡らしました。くノ一はがくんとのけぞり、 ひきつったようにタオルを手で握りしめ、全身をよじらせて、 身体の奥底から快感にうち震えていました。 中華美女は、ニンジャガールの美味しい秘所の表面を軽やか にすばやく舐めていくのと、舞を味わえる限りに深く奥まで探 るように舐めていくのを、うまく使い分けていました。春麗は、 汗に濡れて身悶える舞の美しい裸身を見つめ、死にものぐるい で喘ぎ悶える舞の声を聞き、十二分に満足しました。そして舌 を滑らせて、赤毛の美女の固くしこったクリトリスの肉芽に触 れました。反応はたちどころで、舞は目をカッと見開き、激し く背筋をえびぞらせ、新たな性の刺激に巨乳をうち震わせまし た。春麗が唇を閉じて肉芽をくわえ込むと、舞の頭は真っ白に なってしまいました。 親友がイッてしまうのを見て、黒髪の美女は舞の両脚を抱え 込んだまま、くノ一の秘所の上で激しく舌を動かし、出来る限 り絶頂を長引かせてやりました。ようやく頂点に達し、舞はく しゃくしゃになったタオルの上に力なく崩れ落ち、汗でつやつ や光る美乳を大きく上下させました。 春麗は恋人の足からぐしょぐしょになったパンティをあっさ り脱がせて、ぞんざいに放り捨てると、ニンジャガールの両脚 の上にまたがり、さらに舞の身体の上に自分の身体を重ね、ペ イルピンクの乳首をくノ一のヌルヌルの肌に滑らせました。今 や何一つ隔てる物のない全裸同士で、互いの乳房が重なり合う 快感に、二人の美女はゾクゾク震えました。 しばらく舞の上でくねくねと身を滑らせる中華美女の感触に、 快感が渦を巻いて広がり、ニンジャガールの身体の奥底の炎が かき立てられました。 凄まじいほどのオルガスムにずっと固く閉じたままだった舞 の目が、やっと開きました。ニンジャガールは春麗に笑いかけ ながら、両手で顔を包んでキスしました。黒髪の美女の唇から は、舞自身の秘所の独特な味が伝わってきました。 春麗がすぐに身を下ろし、乳房を押しつけあわせると、固く しこった乳首から互いの全身に電気のようにしびれる快感が伝 わり、激しく絡みあう裸身の異なるリズムに乗って、互いの舌 が踊るように絡みました。 二人の美女戦士は徐々に身を離し、軽いキスを交わし合って ニッコリ笑いました。そして舞はもがくようにして肘をつき上 半身を起こすと、春麗の見事に均整のとれた裸身を眺め、それ から道場に目を向けました。 思ったとおり、舞の親友とライバル少女はまだそこで拳を交 え、乱暴な貶しあいを続けていました。ニンジャガールは仰向 けに寝っ転がり、親友であり恋人にもなった美女に微笑みかけ ました。 「キスぐらいじゃすまなくなっちゃったわね」 苦笑する春麗に、舞も嬉しそうに頷きました。 「ホントね。ほら見て!あの二人はまだ試合続行中よ!」 赤毛の美女はその時、ニヤリと笑いました。 「いったいどっちが悪い子ちゃんかしらね…」 「それは当然…ああんっ!」 何か言おうとした中華美女の声が、嬉しそうな喘ぎで中断さ れてしまいました。くノ一が黒髪の美女の首筋や胸元に激しく キスしてきたからです。 そのまま下にもぞもぞと移動し、たっぷりと時間をかけて春 麗の柔らかな巨乳にたどり着くと、舞は春麗の乳首が自分のと 同じように固くなっているのに気づいて、それをペロッと舐め てみると、自分と同じように敏感になっていた春麗は大きく喘 ぎました。中華美女の白い肌の裸身にすみずみまで両手を滑ら せ、その筋肉を覆うシルクのような肌触りに、舞はうっとりし て、いっそう固くしこった乳首にしゃぶりつくと、春麗があげ る情欲の叫びを堪能しました。 「ま…あああっ!…舞ぃいい…お、…お願いぃぃ…」 懇願する中華美女に、イタズラ好きなニンジャガールは春麗 のお腹から、黒髪の美女の美麗なお尻の谷間に手を滑らせてい くと、春麗のプッシーの外側を優しく、そっと撫でさすり始め ました。たっぷり弄んで準備は完了と見て、舞は中華美女のラ ビアを左手の指で押し開くと、ゆっくりと右手の人差し指と中 指を春麗のプッシーに入れていった。 初めての挿入に、春麗がガクッと首をのけぞらせると、豊か な髪が陽光に燦めき、大きな声で絶叫しました。全身を汗に光 らせ、舞の指に合わせて身体を揺り動かしだした中華美女は、 自分で自分の身体を支えられなくなって、両手両足から力が抜 けて大の字になってしまいました。春麗のプッシーがもっと押 し開かれ、くノ一の指がさらに激しく、荒々しく奥でうねりま した。 そしてニンジャガールは左手を黒髪の美女のお尻に回して、 その豊満なお尻をつかんでキュッとこね上げ、敏感な肌をぴち ゃぴちゃ叩きました。 一秒一秒を、春麗はむさぼりました。一秒一秒、春麗の敏感 でズキズキする乳首を刺激する舞の舌と歯を、一秒一秒、絶え 間なく内奥に抽送されるニンジャガールの指の動きを、赤毛の 美女がお尻に加えてくる乱暴な苦痛に似た快感を。 中華美女の全身にエクスタシーの暴風雨が吹き荒れ、春麗の 力を奪い、張りつめさせ、同時に、恋人の奉仕に全くの無力と なっていきました。そして、春麗はまるで最上のワインのよう に快感を味わっていました。 そんな激しい情欲の波に全身を洗われて、春麗の忍耐力もも はや崩れ、聖なる開放感に甘い絶叫を発していました。美しい 戦士の裸身は、最後の激しい痙攣に襲われ、猫のように背中を のけぞらせ、黒髪を振り乱し、全身をガクガクとうち震わせ、 舞の指を極限まで秘所の奥まで呑み込み、そしてついには凄ま じいオルガスムに気を失いかけるほどでした。 春麗はゆっくりと崩れ落ち、半身をくねらせたままぐったり 横たわって激しく息を切らしました。赤毛の美女はすばやくそ の傍に身を寄せると、春麗を抱き寄せてキスし、それと交互に 自分の指から美女戦士の蜜を舐めとります。 春麗はビクビクと身を震わせながら、舞の舌が自分の指を舐 めていく姿を見つめ、そしてニンジャガールをぎゅっと抱き寄 せました。 二人の美女は、なぜだか思わずくすくす笑い出し、そっと互 いの身体を撫でながら、最初はその完璧な形の唇と舌をそっと 触れ合わせるようなキスを交わし、次にはもっと深くもっと激 しい口づけをしながら、相手の唇に残る自分自身の味を堪能し ていました。 「どうしてこんな事になっちゃったのかな、って訊いたら雰囲 気台無しね」 春麗が舞の柔らかな髪に指を絡めながら、そっと呟きました。 気持ちよさに呻きながら、くノ一はこうして新たな恋人とな った美女の視線を熱く見つめ、その美しい顔を両手で包みまし た。 「あたしたちは、ここで抱き合って、二人で愛し合った時間を 心に刻み込んだんだもんっ」 舞が静かに、しかし熱を込めて言い切りました。 微笑んだ黒髪の美女の目に、幸福の涙が滲んで光り、そして 二人は再びキスを交わして、長く、ゆっくりと、まさぐるよう に互いを味わいました。まるで世界には二人以外に存在する者 は無いかのように。 その時、ユリとさくらが戦っていたはずの道場から凄まじい 爆発音が響き、二人は仰天しました。二人は訝しげに顔を見合 わせ、そして格技場を見やって目を丸くしました。 煙とほこりが格技場にもうもうと立ちこめ、そしてそれがゆ っくりと晴れていくと、そこにはゴホゴホと咳き込みながらへ たり込んでいるさくらとユリの姿が見えてきました。 二人とも茫然として、真っ黒に汚れ、全身打ち身だらけで、 そしてほとんど素っ裸同然になっていました。二人の服は、さ くらの真空波動拳とユリの覇王翔吼拳が激突したパワーでほと んどビリビリにちぎれ飛んでいたのです。 舞と春麗は、呆れて顔を見合わせました。 「あの二人、まだ戦ってたの?」 舞が、気が抜けた声で言いました。 「そうみたいねえ」 春麗も同じようにそっけなく答えます。 その時、舞が怪しげにニヤッと笑いました。 「あのね、あの二人を仲直りさせる、すっごく面白い方法を考 えついたんだけどな…」 そう言って途切れた舞の声は、いつもの5倍ほども裏があり そうでした。 中華美女も、年若い少女たちのピチピチした裸身を見やりな がら、笑みを返しました。 「何を思いついたの?」 春麗が訊きました。 舞はそばにあった袋に手を伸ばして二人の間にドンと置くと、 中に残っていた日本酒の瓶2本を取り出し、またニヤリと笑い ました。 「とりあえず服を着て、で、こいつを使えばうまくいくわ」
続く
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